「RPGを作りたいけれど、どのツールを選べばいいのか分からない」
そんな悩みを持つ人は少なくありません。
限られた時間で効率よく制作を始めるためには、各ツールの技術的特徴を理解し、自分の目的に合うものを選ぶことが重要です。
この記事では、RPG制作に使われる主要なツール(Unity、RPGツクール、Unreal Engine、Godot、GameMaker Studio)のプログラミング言語・拡張性・得意分野・技術的制限をわかりやすく比較します。
「初心者でも扱える?」「将来的な拡張は?」「ポートフォリオにも使える?」といった疑問に答えながら、目的別の選び方を段階的に整理しました。

また、将来的にUnityへ移行したい人向けに、Unityが選ばれる理由や移行ステップも解説しています。
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RPG作成ツールを比較!Unity/RPGツクール/Unreal Engineの特徴

RPG制作に使える主要なツールには、Unity・RPGツクール・Unreal Engine・Godot・GameMaker Studioがあります。
それぞれ「価格」「難易度」「拡張性」「出力形式」が大きく異なるため、目的に合わせた選び分けが重要です。
| ツール | 価格 | 難易度 | 出力形式 | 拡張性 |
|---|---|---|---|---|
| Unity | 無料(Personal) | 中〜高 | PC / スマホ / Web / コンソール | 高 |
| RPGツクールMV/MZ | 有料(約1万円) | 低 | PC / スマホ | 中 |
| Unreal Engine | 無料(収益シェア) | 高 | PC / コンソール | 高 |
| Godot | 無料 | 中 | PC / スマホ / Web | 中 |
| GameMaker Studio | 有料(月額) | 中 | PC / スマホ | 中 |
各ツールの特徴と向いている人
ここでは各ツールの特徴と向いている人を詳しく解説します。
Unity
向いている人
- RPGを自由に作り込みたい
- プログラミング学習もしたい
- 転職ポートフォリオを作りたい
- 色々なジャンルのゲームを作りたい
RPGツクールMV/MZ
向いている人
- とにかく早くRPGを作りたい
- コードを書かずにゲームを作りたい
- 「まず1本完成させたい」を目標にしたい
Unreal Engine
向いている人
- 3Dの本格RPGを作りたい
- 高クオリティな映像表現を重視する
- ゲーム業界でハイエンド開発を目指す
Godot
向いている人
- 無料で始めたい
- 2D中心のRPGを作りたい
- 軽いエンジンが好き
GameMaker Studio
向いている人
- 2DのRPGやアクションを作りたい
- コードで細かく調整したい
- Unityほどの自由度はなくてもいい
RPG作成ツールの選び方

RPG作成ツールは、「目的」」「プログラミング経験」「作りたい作品の規模」で選ぶのが最も失敗しません。
ここでは、読むだけで自分に合うツールが分かるように、解説とリストを組み合わせて整理します。
制作の目的で選ぶ
まず「何のためにRPGを作りたいのか」を考えると、選択肢が一気に絞れます。
- まず1本を確実に完成させたい → RPGツクール
プログラミング不要で、一番挫折しにくいツール。ゲーム制作の流れを理解したい初心者に最適。 - 自由度の高いRPGや凝ったシステムを作りたい → Unity
拡張性が高く、UI・演出・AI・戦闘システムまで自由に作れる。長期的に技術を伸ばしたい人向け。 - ハイクオリティな3D RPGを作りたい → Unreal Engine
フォトリアル表現に強く、AAA級の世界観を目指すなら最有力。 - 無料で手軽に始めたい/軽い環境がいい → Godot / GameMaker Studio
処理が軽く、2D制作に向いている。
プログラミング経験から選ぶ
「コードを書きたいかどうか」で、選ぶべきツールは大きく変わります。
- プログラミング未経験 → RPGツクール
コードを書かずに完成まで持っていけるので、最もハードルが低い。 - 少しだけコードを触ったことがある → Unity / GameMaker
C#やGMLは初心者でも取り組みやすく、作れる幅が広がる。 - 本格的にコードを書きたい → Unreal Engine(C++)
ゲームエンジンの深い仕組みまで触れられるが、そのぶん難易度も高い。
作りたいRPGの規模で選ぶ
ゲームの「規模・ジャンル」によっても最適なツールが変わります。
- 2DドットのクラシックRPG → RPGツクール / GameMaker / Godot
昔ながらのシステムやUIはこれらが最も作りやすい。 - 3DのアクションRPG・広い世界観 → Unreal Engine / Unity
フィールド・AI・演出まで作り込むなら、これらの汎用エンジンが必要。 - スマホ向けRPG → Unity / Godot / RPGツクールMZ(簡易版)
マルチプラットフォーム対応のしやすさがポイント。
拡張性や将来性を重視して選ぶ
長く使える技術かどうかで選ぶ人も多いです。
- 将来ゲーム会社で働きたい → Unity / Unreal Engine
業界で使われている標準ツールで、ポートフォリオにも最適。 - 後から機能を追加したりUIを凝りたい → Unity
ツクールでは難しい高度な処理も柔軟に実装できる。 - 自分のペースで趣味として続けたい → RPGツクール / Godot
導入が簡単で続けやすい。
結論:迷ったらこれ
1つに絞れない場合は、この基準がもっとも失敗しにくい選び方です。
- 迷ったら Unity
自由度・情報量・将来性が圧倒的で、RPG以外のゲームにも発展できる万能型。
初心者でもチュートリアルやサンプルが豊富なので、“初めてでもUnityで問題ない” という声は多いです。 - まず1本完成させたいなら RPGツクール
プログラミング不要で、制作の最初のハードルを大幅に下げてくれます。
「初めてゲームを完成させられるか不安」 という人には最適です。

どれを選ぶべきか迷う初心者さんは、
- とにかく1本完成させたい → RPGツクール
- 学びながら作りたい・長く続けたい → Unity
というように目標を決めてチャレンジしましょう。
RPG作成ツールを選定してUnityに移行する3つのステップ

RPG作成ツールを選定し、Unityに移行する理由を説明します。
ステップ1:ツール選定基準
選定基準:
- 目的を明確にする
- 個人開発か、転職ポートフォリオか
- RPG以外のゲームも作りたいか
- 学習コストを考慮する
- プログラミング経験があるか
- 時間をかけて学習できるか
- 拡張性を考慮する
- 将来的に機能を追加したいか
- カスタマイズが必要か
- 転職を考慮する
- 転職ポートフォリオとして使いたいか
- 業界で使われているツールか
おすすめの選定:
- 初心者でRPGだけ作りたい: RPGツクールMV/MZ
- 将来的に拡張したい: Unity
- 転職ポートフォリオ: Unity
- 高品質な3Dゲーム: Unreal Engine
ステップ2:Unityを選ぶ理由
1. 拡張性の高さ
UnityはC#で自由にスクリプトを記述できるため、RPGツクールでは実現できない機能も実装できます。
// 高度なAI実装例
using UnityEngine;
using UnityEngine.AI;
public class AdvancedEnemyAI : MonoBehaviour
{
private NavMeshAgent agent;
private Transform player;
private enum AIState { Idle, Chase, Attack, Retreat }
private AIState currentState = AIState.Idle;
void Update()
{
switch (currentState)
{
case AIState.Idle:
// 待機状態
break;
case AIState.Chase:
// 追跡状態
agent.SetDestination(player.position);
break;
case AIState.Attack:
// 攻撃状態
Attack();
break;
case AIState.Retreat:
// 撤退状態
Retreat();
break;
}
}
void Attack()
{
// 攻撃処理
}
void Retreat()
{
// 撤退処理
}
}
2. マルチプラットフォーム対応
Unityは1つのプロジェクトで複数のプラットフォームに対応できます。
// プラットフォーム判定
#if UNITY_ANDROID || UNITY_IOS
// スマホ向けの処理
SetupMobileControls();
#elif UNITY_STANDALONE || UNITY_EDITOR
// PC向けの処理
SetupPCControls();
#endif
3. Asset Storeの活用
Unity Asset Storeには豊富なアセットがあり、開発時間を短縮できます。
- RPGシステムアセット: バトルシステム、インベントリなど
- グラフィックアセット: キャラクター、マップ、エフェクト
- UIアセット: メニュー、ボタン、HPバーなど
4. 転職ポートフォリオとしての価値
Unityのスキルは転職市場で高く評価されます。
- 汎用性が高い: RPG以外のゲームも作れる
- 業界標準: 多くのゲーム会社で使用されている
- 実務で使える: 実際の開発現場で使われている
ステップ3:Unityへの移行手順
移行の理由:
- 拡張性の向上
- より自由なカスタマイズが可能
- 高度な機能を実装できる
- マルチプラットフォーム対応
- より多くのプラットフォームに対応
- カスタマイズが容易
- 転職ポートフォリオ
- Unityのスキルは転職に有利
- 汎用性が高い
移行手順:
- Unityプロジェクトの作成
- 2Dまたは3Dテンプレートを選択
- プロジェクト名を設定
- RPGシステムの実装
- RPGツクールで作ったシステムをUnityで再実装
- C#でスクリプトを記述
- アセットの追加
- Asset StoreからRPG用アセットを追加
- 無料アセットも活用
作業時間: Unity移行で2〜3週間
Unityで本格的なRPG開発を始めるメリット

RPGツクールなどからUnityに移行する理由を、技術的に説明します。
Unityで本格開発するメリット
1. 拡張性の高さ
UnityはC#で自由にスクリプトを記述できるため、RPGツクールでは実現できない機能も実装できます。
2. マルチプラットフォーム対応
Unityは1つのプロジェクトで複数のプラットフォームに対応できます。
3. Asset Storeの活用
Unity Asset Storeには豊富なアセットがあり、開発時間を短縮できます。
4. 転職ポートフォリオとしての価値
Unityのスキルは転職市場で高く評価されます。
実装例:高度なRPGシステム
ターン制バトルシステム:
using UnityEngine;
using System.Collections.Generic;
public class TurnBasedBattle : MonoBehaviour
{
[System.Serializable]
public class BattleUnit
{
public string unitName;
public int currentHP;
public int maxHP;
public int attack;
public int defense;
public int speed;
public bool isPlayer;
}
[SerializeField] private List<BattleUnit> battleUnits = new List<BattleUnit>();
private int currentTurnIndex = 0;
void Start()
{
// 速度順にソート
battleUnits.Sort((a, b) => b.speed.CompareTo(a.speed));
StartBattle();
}
void StartBattle()
{
Debug.Log("Battle Start!");
NextTurn();
}
void NextTurn()
{
if (currentTurnIndex >= battleUnits.Count)
{
currentTurnIndex = 0;
}
BattleUnit currentUnit = battleUnits[currentTurnIndex];
Debug.Log($"{currentUnit.unitName}'s turn");
if (currentUnit.isPlayer)
{
PlayerTurn(currentUnit);
}
else
{
EnemyTurn(currentUnit);
}
}
void PlayerTurn(BattleUnit unit)
{
// UIでコマンド選択を待つ
Attack(unit, battleUnits.Find(u => !u.isPlayer));
}
void EnemyTurn(BattleUnit unit)
{
Attack(unit, battleUnits.Find(u => u.isPlayer));
}
void Attack(BattleUnit attacker, BattleUnit target)
{
int damage = Mathf.Max(1, attacker.attack - target.defense);
target.currentHP -= damage;
Debug.Log($"{attacker.unitName} attacks {target.unitName} for {damage} damage!");
if (target.currentHP <= 0)
{
target.currentHP = 0;
Debug.Log($"{target.unitName} is defeated!");
}
else
{
currentTurnIndex++;
NextTurn();
}
}
}
RPG作成ツール選びを学ぶならUnity入門の森がおすすめ

この記事では、RPG作成ツールの技術的特徴と選び方の要点を全体像として整理しました。
実際やってみると以下の壁にぶち当たります。
- どのツールを選べばいいか分からない
- コピペで動くサンプルコードがほしい
- UnityでRPG制作を実プロジェクトで学びたい
- RPGツクールからUnityへの移行方法が知りたい
- つまずいた時に補足解説が欲しい

こうした「記事の知識だけでは補えない部分」を埋めたい人には、Unity入門の森の講座が最適です。
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まとめ

RPG作成ツールの要点をまとめます。
- ツール選定: 目的、学習コスト、拡張性を考慮して選択
- Unityの特徴: 拡張性、マルチプラットフォーム対応、Asset Storeの活用
- 移行のメリット: 拡張性向上、転職ポートフォリオに活用可能
- 本格開発: Unityで高度な機能を実装
- 初心者がつまずきやすい部分: C#の基礎、Unityの概念、RPGシステムの実装
RPG作成ツールの選択は、目的と学習コストを考慮して決めます。
初心者はRPGツクールから始め、将来的に拡張したい場合はUnityに移行するのがおすすめです。
ツールを選ぶ際は、技術的特徴を理解することが重要です。

まずは各ツールの特徴を比較し、目的に応じた適切なツールを選んでから制作を始めましょう。



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