Scratchで簡単に作れるゲーム10選|初心者・小学生向け入門

コラム

Scratchでゲームを作りたい。でも、何から始めればいいか分からない。

多くの学生や親子が最初に感じるのが、この疑問です。

実は、Scratchには、初心者でも簡単に作れるゲームがたくさんあります。

この記事では、Scratchで簡単に作れるゲーム10選として、初心者・小学生向け入門を提供します。

この記事でわかること

  • 初心者向けのゲーム10選
  • それぞれのゲームの特徴
  • 作り方のポイント
  • Unityへのステップアップ
ゲーム開発講師
ゲーム開発講師

Scratchでゲームを作るのは、プログラミングの基礎を学ぶのに良い方法です。まずは、簡単なゲームから始めましょう。

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1. 猫逃げゲーム

Scratch 猫逃げゲーム

猫逃げゲームは、Scratchをはじめて使う小学生でも作りやすい、もっともシンプルなゲームです。

マウスを動かすだけで遊べるため、授業や家庭学習の最初の題材としてよく使われています。

キャラクターがマウスのほうへ向かうしくみを作ることで、移動や向きの基本を自然に学べます。

  • マウスでキャラを動かすだけの簡単操作
  • 移動処理・向きの基礎が学べる
  • 短時間で完成しやすい

難易度:★☆☆☆☆(入門)
完成時間:20〜30分
おすすめの順番:ステップ1(最初につくるゲーム)

簡単な手順

猫逃げゲームは「向く」「動く」のブロックを組み合わせるだけで作れる、かんたんなゲームです。

まずはScratchの基本にふれてみましょう。

  1. ステージと「猫」のスプライトを用意する
  2. 「ずっと」→「マウスポインターへ向ける」をつなぐ
  3. 「10歩動かす」を追加して、猫が追いかけてくる動きをつける
  4. 逃げるキャラ(ネズミなど)を追加して動かす
  5. 猫が触れたら「ゲームオーバー」を表示して完成

子ども向けアレンジ案

基本ができたら、すこし手をくわえて自分だけのゲームに変えてみましょう。

難しくないアレンジでもぐっと楽しくなります。

  • 猫をロボット・怪獣など好きなキャラに変える
  • 制限時間をつけて「10秒逃げ切れるかな?」ゲームにする
  • スコアを追加し、捕まえた回数を記録できるようにする
  • 捕まえたときに音が鳴るようにして演出をつける

2. 迷路ゲーム

Scratch 迷路ゲーム

迷路ゲームは、小学生に人気の定番ゲームです。

矢印キーでキャラを動かし、壁にぶつからないようにゴールを目指すシンプルなゲームで、「当たり判定」や「キーボード操作」を学ぶ練習にぴったりです。

  • 矢印キーでキャラを動かせる
  • 壁にぶつかったかどうかを調べる「当たり判定」が学べる
  • 迷路作りを通してステージ設計も理解しやすい

難易度:★★☆☆☆(かんたん)
完成時間:30〜45分
おすすめの順番:ステップ2(移動+判定を学ぶ)

簡単な手順

迷路ゲームは「ぶつかったら戻る」というシンプルな仕組みで作れます。

むずかしいブロックは使わないので、Scratchの基礎に慣れるのに最適です。

  1. 迷路背景を描く(太めの線で作るとぶつかり判定がしやすい)
  2. 主人公キャラを置き、「上向きに動く」「右向きに動く」など矢印キーで動く処理を作る
  3. 「もし ○○色に触れたら」のブロックで壁判定をつける
  4. 壁に触れたらスタート位置にもどす処理を追加する
  5. ゴールに着いたら「クリア!」を表示して完成

子ども向けアレンジ案

迷路は少し変えるだけでゲーム性がぐっと上がります。

友だちに遊んでもらえるようなコースを作ってみましょう。

  • 迷路を3つ作り、ステージ選択ができるようにする
  • タイマーを追加して「何秒でクリアできるか」競うゲームに
  • 動く敵キャラを配置して、ぶつかったらアウトにする
  • 宝物を置いて集める冒険風迷路にする

3. ジャンプゲーム

Scratch ジャンプゲーム

ジャンプゲームは、スペースキーを押すとキャラがジャンプして進む、シンプルで楽しいゲームです。

重力の表現やジャンプのしくみを学べるので、小学生が「ゲームらしさ」を感じやすい作品になります。

  • スペースキーでジャンプする操作が学べる
  • 重力のしくみをかんたんに理解できる
  • シンプルな構成で作りやすい

難易度:★★☆☆☆(かんたん)
完成時間:30〜40分
おすすめの順番:ステップ3(重力とジャンプを学ぶ)

簡単な手順

ジャンプゲームは「y座標を変える」しくみを使えば、とてもシンプルに作れます。

ゲームの動きを理解するよい練習にもなります。

  1. 主人公キャラと地面を用意する
  2. 「スペースキーがおされたら」→「y座標を○○ずつ変える」でジャンプの動きを作る
  3. 「ずっと」ブロックの中に「y座標を−にする」処理を入れ、落ちる動きを作る
  4. 地面に触れたら y座標をリセットして着地させる
  5. 障害物を置いて、ぶつかったらゲームオーバーにする

子ども向けアレンジ案

ジャンプゲームは少し手を加えるだけで別のゲームに変わるほど自由度が高いです。

工夫して、自分だけのコースを作ってみましょう。

  • 動く足場を作ってむずかしさをアップ
  • コインを置いて、取るたびに音が鳴るようにする
  • 敵キャラを配置して、踏むとやっつけられるようにする
  • 背景を夜・宇宙・ジャングルなどに変えて世界観を作る

4. シューティングゲーム

Scratch シューティングゲーム

シューティングゲームは、弾を発射して敵をたおす人気ゲームです。

弾を作るしくみや、敵の動きを決める処理など、ゲームらしい動きを学べるので、小学生にも大人気のジャンルです。

  • 弾を作るしくみが学べる
  • 敵キャラの動きを作れる
  • 衝突判定が理解しやすい

難易度:★★★☆☆(ふつう)
完成時間:40〜60分
おすすめの順番:ステップ4(オブジェクトの増やし方を学ぶ)

簡単な手順

シューティングゲームは「クローン」を使えば、弾をたくさん出せるようになります。

少しむずかしく見えますが、手順どおり進めればだれでも作れます。

  1. 主人公キャラを左右に動けるようにする
  2. 「スペースキーが押されたら」→「弾のクローンを作る」処理を追加
  3. 弾のスプライトに「クローンされたとき」→「上に動く」処理を作る
  4. 敵キャラを追加し、ゆっくり下へ動かす or 左右にゆれるようにする
  5. 弾が敵に触れたら「敵を消す」「スコアを増やす」処理を追加して完成

子ども向けアレンジ案

弾・敵・動きの組み合わせで、いろいろなゲームに進化します。

ほんの少し変えるだけで大きく印象が変わります。

  • 敵の動きをランダムにして予測しにくくする
  • 3発同時に弾が出るパワーアップを追加する
  • ボスキャラを作り、HPを減らすしくみを追加
  • 背景を宇宙・海・都市に変えて世界観を作る

5. アクションゲーム

Scratch アクションゲーム

アクションゲームは「移動」「ジャンプ」「攻撃」など、いろいろな操作を組み合わせたゲームです。

Scratchでも本格的な動きを作れるので、ゲーム作りに興味を持った子どもにとても人気があります。

  • 複数の操作を組み合わせられる
  • 敵AIの基礎が学べる
  • ステージ設計の考え方が身につく

難易度:★★★☆☆(ふつう)
完成時間:60〜90分
おすすめの順番:ステップ5(複数の動きを組み合わせる)

簡単な手順

アクションゲームは、前に作った「ジャンプゲーム」や「シューティングゲーム」の要素を組み合わせるイメージです。

少しずつ追加していくと作りやすくなります。

  1. 主人公キャラの移動(左右+ジャンプ)を作る
  2. 敵キャラを追加し、左右に歩く動きを作る
  3. 主人公が攻撃する動きを作り、当たったら敵を消す処理を追加
  4. 足場や落とし穴など障害物を配置する
  5. ゴールに触れたらクリア表示を出して完成

子ども向けアレンジ案

アクションゲームは自由度が高いので、アレンジで大きく変化します。

自分だけの冒険ステージを作ってみましょう。

  • 敵を2〜3種類に増やして個性をつける
  • コインを集めるとスピードアップするなどのギミックを追加
  • ボス戦を入れてステージにメリハリをつける
  • ステージをスクロールするように工夫する
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6. パズルゲーム

Scratch パズルゲーム

パズルゲームは、考えながら遊ぶゲームで、小学生の思考力トレーニングにもぴったりです。

条件分岐(もし〜なら)や変数など、プログラミングの重要な考え方を楽しく学べます。

  • 条件分岐を学べる
  • 変数の使い方がわかる
  • ロジックを組み立てる練習になる

難易度:★★★☆☆(ふつう)
完成時間:40〜60分
おすすめの順番:ステップ6(ロジックを学ぶ)

簡単な手順

パズルゲームは「正しい組み合わせをそろえる」「動きをそろえる」などルールを決めるところから作り始めます。

ルールづくりを楽しみながら作ってみましょう。

  1. パズルのピース(ブロック)を複数用意する
  2. ドラッグで動かせるようにする
  3. ピースが正しい場所に来たら「カチッ」とはまる処理を作る
  4. 変数を使って「あと何個でクリアか」を表示する
  5. 全部そろったらクリア画面を出す

子ども向けアレンジ案

絵の内容やルールを変えるだけで、まったく別のパズルになります。

作る人の発想しだいで無限に広がります。

  • 動物・食べ物・宝物など好きな絵のパズルにする
  • 時間内にそろえないといけないタイムアタックに
  • 完成するとアニメーションが動き出すごほうび演出
  • ステージを3つ作ってレベルアップ方式にする

7. レースゲーム

Scratch レースゲーム

レースゲームは、車を動かしてゴールまで走るシンプルなゲームです。

スピード調整やカーブの動きなど、ゲームらしい操作が学べます。

  • スピードの調整が学べる
  • 道から外れないように操作する練習ができる
  • コースづくりを楽しめる

難易度:★★☆☆☆(かんたん)
完成時間:30〜45分
おすすめの順番:ステップ7(スピードとカーブを学ぶ)

簡単な手順

レースゲームは「向き」と「スピード」を組み合わせるゲームです。

操作に慣れれば、コース作りがどんどん楽しくなります。

  1. 車のスプライトを置く
  2. 矢印キーで左右に曲がれるようにする
  3. 「前へ進む」処理をつけてスピード調整をする
  4. 道から外れたらスピードダウンする処理を追加
  5. ゴールに触れたらクリア表示を出す

子ども向けアレンジ案

コースを作り変えるだけで新しいゲームが作れます。

友だちとタイムアタックをするのもおすすめです。

  • でこぼこ道やジャンプ台を作る
  • 敵車を走らせて追いかけさせる
  • コインを置いて集めるとスピードアップ
  • 2人プレイ用のコースを作る

8. プラットフォーマー

Scratch プラットフォーマー

プラットフォーマーは、足場をジャンプしながら進むゲームで、横スクロールアクションの基本になります。

ステージ作りの自由度が高く、子どもが楽しみながら学べるジャンルです。

  • ジャンプと移動を組み合わせる
  • ステージ設計が学べる
  • ギミック(しかけ)を作って遊べる

難易度:★★★☆☆(ふつう)
完成時間:40〜60分
おすすめの順番:ステップ8(アクションの応用)

簡単な手順

プラットフォーマーは、足場の配置がポイントです。

落ちないように進むスリルを味わえるゲームを作ってみましょう。

  1. 主人公キャラをジャンプできるようにする
  2. 足場(ブロック)を複数置き、「触れたらとまる」処理を作る
  3. 動く足場を追加してステージに変化をつける
  4. 敵キャラを配置して、ぶつかったらゲームオーバーに
  5. ゴールに触れたらクリア表示を出す

子ども向けアレンジ案

ステージづくりがメインなので、自由にデコレーションできます。

工夫しだいで本格的な横スクロールゲームにも。

  • 足場が落ちる「トラップ」を作る
  • 動く敵キャラを増やす
  • コインを集めてクリア条件にする
  • ステージを3つ作って難易度アップ

9. タワーディフェンス

Scratch タワーディフェンス

タワーディフェンスは、タワー(味方)を置いて、流れてくる敵をたおすゲームです。

戦略を考えて遊べるため、少しむずかしいゲームに挑戦したい子どもにぴったり。

  • 戦略的な考え方が学べる
  • 敵AIの基礎を作れる
  • ゲームバランス調整も体験できる

難易度:★★★★☆(少しむずかしい)
完成時間:60〜90分
おすすめの順番:ステップ9(ゲーム設計の応用)

簡単な手順

タワーディフェンスは少し作りごたえがありますが、ゆっくり進めれば問題ありません。

敵の動きとタワーの攻撃を順番に作りましょう。

  1. 敵キャラを作り、決まったルートを歩くようにする
  2. タワー(味方)を置き、敵を見つけたら弾を出す処理を追加
  3. 弾が敵に当たったらダメージを与える
  4. 敵のHPが0になったら消えるようにする
  5. 敵を何体たおしたらクリアかルールを決めて完成

子ども向けアレンジ案

タワーや敵の種類を増やすほどゲーム性が高まります。

自分だけの戦略ゲームを作ってみましょう。

  • タワーを3種類に増やす(遠距離・近距離・広範囲など)
  • 強い敵・速い敵など個性を追加
  • ウェーブ制にして「1〜10ステージ」を作る
  • お金システムを追加して、タワーを買えるようにする

10. RPG風ゲーム

Scratch RPG風ゲーム

RPG風ゲームは、キャラクターとの会話や戦いを楽しめるゲームです。

ストーリーづくりやイベント処理など、ゲーム制作に必要な創作力が身につきます。

  • 会話システムが学べる
  • 戦闘システムを作れる
  • ストーリーづくりの練習になる

難易度:★★★★☆(少しむずかしい)
完成時間:90〜120分
おすすめの順番:ステップ10(総まとめ)

簡単な手順

RPG風ゲームは「会話」「移動」「戦闘」の3つを順番に作ると作りやすくなります。

まずは簡単な会話イベントから作りましょう。

  1. 主人公キャラを動かせるようにする
  2. 村人に触れたら会話が始まる処理を作る
  3. 戦闘画面(別ステージ)を用意し、コマンドを選べるようにする
  4. 敵のHPと味方のHPを変数で管理する
  5. 勝ったら「クリア」、負けたら「ゲームオーバー」を表示

子ども向けアレンジ案

ストーリーやキャラを自由に作れるのがRPGの楽しさ。

想像力を生かして、自分だけの世界を作ってみましょう。

  • 会話の分岐を作って選択肢をふやす
  • 宝箱イベントを追加する
  • ボス戦専用の演出をつける
  • マップを数種類作り、冒険できる世界を広げる
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Unityへのステップアップ

Unity ステップアップ

Scratchで基礎を学んだ後は、Unityにステップアップするのがおすすめです。

理由は次の通りです。

  • 本格的なゲームが作れる
  • 学習リソースが豊富
  • 日本語の情報が多い
  • 実用的なスキルが身につく

Scratchで基礎を学んだ後、Unityに進むことで、より高度なゲームが作れます。

実践的なScratchゲーム制作を学ぶには

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ここまで、Scratchで簡単に作れるゲーム10選について解説してきました。

Scratchで基礎を学んだ後は、Unityにステップアップするのがおすすめです。

Unity入門の森では、Unityを使ったゲーム制作を、基礎から完成まで丁寧に解説しています。

コードの意味から、なぜその実装方法を選ぶのかまで、しっかり理解できる内容になっています。

Q: 初心者でも本当に作れるの?
A: はい。Unity入門の森の講座では、プログラミング経験がなくても、手順通りに進めれば完成までたどり着けます。分からない部分は、動画と図解で詳しく説明しています。

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まとめ

Scratch ゲーム まとめ

Scratchで簡単に作れるゲーム10選について解説しました。

要点のまとめ

  • 初心者向けのゲーム10選を紹介
  • それぞれのゲームの特徴を説明
  • 作り方のポイントを解説
  • Scratchで基礎を学んだ後は、Unityにステップアップする

基本を押さえれば、あとは応用していくだけです。

まずは、Scratchで簡単なゲームを作ってみてください。

動かしながら理解を深めていくのが、上達への近道です。

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