RPG作るアプリ|RPGツクールからUnityへの移行メリットと手順

RPGゲームの作り方

「RPGツクールで作っているけど、Unityに移行した方がいい?」

限られた時間でRPG制作を進めたい人にとって、「RPGツクールで続けるべきか、Unityに移行すべきか」は大きな判断ポイントです。

この記事では、RPGツクールとUnityなど主要なRPG制作ツールを比較しつつ、

「どんな人が・どのタイミングでUnityに移行するとメリットが大きいか」

を、移行手順とあわせて整理します。

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RPG制作に使える主要ツールを比較

Unityに移行すべきか判断するには、まず主要なRPG制作ツールの違いを知る必要があります。

以下に特徴を簡単に比較しました。

おすすめ度は「個人開発でRPGを作りたい人」を前提に、価格・学習コスト・拡張性などを総合して評価しています。

ツール 価格 難易度 出力形式 拡張性 おすすめ度
Unity 無料(Personal) 中〜高 PC/スマホ/Web ★★★★★
RPGツクールMV/MZ 有料(1万円前後) PC/スマホ ★★★☆☆
Unreal Engine 無料(収益シェア) PC/コンソール ★★★★☆
Godot 無料 PC/スマホ/Web ★★★☆☆
GameMaker Studio 有料(月額) PC/スマホ ★★★☆☆

主要ツールにはそれぞれ得意分野があります。

RPGツクールは「最速でRPGを作りたい人」向け、Unityは「自由度と拡張性を重視する人」向けです。

Unrealは3D特化、Godotは軽量・無料で扱いやすく、GameMakerは2D向けの中間的な立ち位置です。

詳細な機能は異なりますが、RPG制作では「拡張性」「学習コスト」「将来性」が大きな判断軸になります。

RPG制作に使えるツールの特徴と制限を比較

RPG制作アプリを選ぶ前に、各ツールの特徴と制限を理解しておく必要があります。

Unityの特徴と制限

特徴:

  1. 汎用性が高い
    • RPG以外のゲームも作れる
    • 2D/3D両対応
  2. 拡張性が高い
    • C#で自由にスクリプト記述
    • Asset Storeでアセットが豊富
  3. マルチプラットフォーム対応
    • PC/スマホ/Web/コンソール

制限:

  1. 学習コストが高い
    • C#の知識が必要
    • ゲームエンジンの概念を理解する必要がある
  2. RPG特化機能がない
    • バトルシステムなどは自前で実装する必要がある

RPGツクールの特徴と制限

特徴:

  1. RPG特化
    • バトルシステム、レベルアップなどが標準装備
    • プログラミング不要
  2. 日本語対応が充実
    • 日本語のドキュメントが豊富
    • コミュニティが大きい
  3. 学習コストが低い
    • 直感的な操作
    • チュートリアルが充実

制限:

  1. 拡張性が限定的
    • プラグインで拡張可能だが、制限がある
    • プログラミングが必要な機能は実装が困難
  2. 出力形式が限定的
    • PC/スマホ向けが中心
    • カスタマイズが難しい
  3. RPG以外のゲームには不向き
    • RPG特化のため、他のジャンルには使いにくい

RPGツクールからUnityへ移行する3つのステップ

ここまでの比較を踏まえたうえで、実際にUnityへ移行する場合の手順を3ステップで整理します。

ステップ1:ツール選定

選定基準:

  1. 目的を明確にする
    • 個人開発か、転職ポートフォリオか
    • RPG以外のゲームも作りたいか
  2. 学習コストを考慮する
    • プログラミング経験があるか
    • 時間をかけて学習できるか
  3. 拡張性を考慮する
    • 将来的に機能を追加したいか
    • カスタマイズが必要か

おすすめの選定:

  • 初心者でRPGだけ作りたい: RPGツクールMV/MZ
  • 将来的に拡張したい: Unity
  • 高品質な3Dゲームを作りたい: Unreal Engine
  • 無料で始めたい: Unity / Godot

ステップ2:RPGツクールでの制作(初心者向け)

RPGツクールで簡単なRPGを作る手順:

  1. プロジェクト作成
    • 新規プロジェクトを作成
    • マップサイズを設定
  2. マップ作成
    • タイルセットでマップを描く
    • イベントを配置
  3. バトルシステム設定
    • 敵の設定
    • スキルの設定
  4. テストプレイ
    • ゲームを実行して動作確認

作業時間: 最小構成のRPGで1週間程度

ステップ3:Unityへの移行

移行の理由:

  1. 拡張性の向上
    • より自由なカスタマイズが可能
    • 高度な機能を実装できる
  2. マルチプラットフォーム対応
    • より多くのプラットフォームに対応
    • カスタマイズが容易
  3. 転職ポートフォリオ
    • Unityのスキルは転職に有利
    • 汎用性が高い

移行手順:

  1. Unityプロジェクトの作成
    • 2Dまたは3Dテンプレートを選択
    • プロジェクト名を設定
  2. RPGシステムの実装
    • RPGツクールで作ったシステムをUnityで再実装
    • C#でスクリプトを記述
  3. アセットの追加
    • Asset StoreからRPG用アセットを追加
    • 無料アセットも活用

実装例(UnityでRPGシステムを実装):

// キャラクター移動システム
using UnityEngine;

public class PlayerController : MonoBehaviour
{
    [SerializeField] private float moveSpeed = 5f;
    private Rigidbody2D rb;
    private Vector2 moveInput;

    void Start()
    {
        rb = GetComponent<Rigidbody2D>();
    }

    void Update()
    {
        moveInput.x = Input.GetAxisRaw("Horizontal");
        moveInput.y = Input.GetAxisRaw("Vertical");
    }

    void FixedUpdate()
    {
        rb.velocity = moveInput.normalized * moveSpeed;
    }
}

// レベルアップシステム
[System.Serializable]
public class PlayerStatus
{
    public int level = 1;
    public int exp = 0;
    public int maxHP = 100;
    public int currentHP = 100;
    public int attack = 10;

    public void AddExp(int amount)
    {
        exp += amount;
        while (exp >= GetExpToNext())
        {
            LevelUp();
        }
    }

    void LevelUp()
    {
        exp -= GetExpToNext();
        level++;
        maxHP += 20;
        currentHP = maxHP;
        attack += 5;
    }

    int GetExpToNext()
    {
        return level * 100;
    }
}

作業時間: Unity移行で2〜3週間

Unityで本格的なRPG開発を始めるメリット

RPGツクールなどからUnityに移行する理由を、技術的に説明します。

Unityで本格開発するメリット

1. 拡張性の高さ

UnityはC#で自由にスクリプトを記述できるため、RPGツクールでは実現できない機能も実装できます。

// 高度なAI実装例
using UnityEngine;
using UnityEngine.AI;

public class AdvancedEnemyAI : MonoBehaviour
{
    private NavMeshAgent agent;
    private Transform player;
    private enum AIState { Idle, Chase, Attack, Retreat }
    private AIState currentState = AIState.Idle;

    void Update()
    {
        switch (currentState)
        {
            case AIState.Idle:
                // 待機状態
                break;
            case AIState.Chase:
                // 追跡状態
                agent.SetDestination(player.position);
                break;
            case AIState.Attack:
                // 攻撃状態
                Attack();
                break;
            case AIState.Retreat:
                // 撤退状態
                Retreat();
                break;
        }
    }

    void Attack()
    {
        // 攻撃処理
    }

    void Retreat()
    {
        // 撤退処理
    }
}

2. マルチプラットフォーム対応

Unityは1つのプロジェクトで複数のプラットフォームに対応できます。

// プラットフォーム判定
#if UNITY_ANDROID || UNITY_IOS
    // スマホ向けの処理
    SetupMobileControls();
#elif UNITY_STANDALONE || UNITY_EDITOR
    // PC向けの処理
    SetupPCControls();
#endif

3. Asset Storeの活用

Unity Asset Storeには豊富なアセットがあり、開発時間を短縮できます。

  • RPGシステムアセット: バトルシステム、インベントリなど
  • グラフィックアセット: キャラクター、マップ、エフェクト
  • UIアセット: メニュー、ボタン、HPバーなど

4. 転職ポートフォリオとしての価値

Unityのスキルは転職市場で高く評価されます。

  • 汎用性が高い: RPG以外のゲームも作れる
  • 業界標準: 多くのゲーム会社で使用されている
  • 実務で使える: 実際の開発現場で使われている

RPGツクールからUnity移行を学ぶならUnity入門の森がおすすめ

この記事では、RPGツクールからUnityへの移行メリットと手順の要点を全体像として整理しました。

技術の方向性はつかめますが、実際には…

  • どの手順をどの順番で実装すればいいか分からない
  • コピペで動くサンプルコードがほしい
  • Unityの基礎からRPG制作まで実プロジェクトで学びたい
  • RPGツクールで作ったシステムをUnityで再現する方法が知りたい
  • つまずいた時に補足解説が欲しい

といった「実装段階の壁」で多くの人が止まってしまいます。

こうした「記事の知識だけでは補えない部分」を埋めたい人には、Unity入門の森の講座が最適です。

何ができるか

  • Unityの基礎(GameObject、Component、Scene)を学べる
  • C#の基礎(変数、関数、クラス)を学べる
  • RPGシステムの実装(移動、バトル、レベルアップ)を学べる
  • UI実装(HP/MPバー、メニュー画面)を学べる
  • マルチプラットフォーム対応を学べる

RPGツクールからUnityへの移行を段階的に解説し、コピペで動くサンプルコードが提供されます。

移行に特化した内容で、転職にも活かせるUnityスキルを身につけられます。

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まとめ

RPG作るアプリの要点をまとめます。

  • RPGツクールは短期間で作品を形にしたい初心者向け
  • Unityは拡張性・自由度・将来のスキル価値を重視したい人向け
  • 比較の軸は「目的」「学習コスト」「将来どこまで作りたいか」の3つ
  • まずはツクールで小規模RPGを作り、必要性を感じたらUnityへ移行する流れが安全

RPG制作ツールはどれも一長一短があり、最適な選択は「今何を作りたいか」「どこまで作れるようになりたいか」で変わります。

短期間でRPGを完成させたいならRPGツクールが最適で、自由なシステム設計や転職・ポートフォリオを見据えるならUnityへの移行が大きな力になります。

まずはツクールで1本作りきり、「もっと表現したい」「制限を感じる」「他ジャンルも作りたい」と思ったタイミングでUnityへ進むと、スムーズにステップアップできます。

段階的に進めれば、RPGツクールからUnityへの移行はだれでも確実に対応できます。

まずはUnityの基礎から学び、徐々にRPGシステムを実装していきましょう。

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