数字で遊ぶシミュレーションゲーム|パラメータ計算とモデル設計

シミュレーションゲームの作り方

数値シミュレーションゲームは、見た目よりも数値ロジックが重要です。

パラメータと計算式を設計すれば、面白いゲームが作れます。

この記事では、設計方法を詳しく解説します。

この記事でわかること

  • パラメータ設計の基本
  • 計算式の設計方法
  • シミュレーションサイクルの実装
  • 表計算を使った検証方法
  • 実装例とコード
ゲーム開発講師
ゲーム開発講師

数値シミュレーションゲームは、パラメータのバランスが全てです。まずはシンプルなモデルから始めましょう。

ゲーム制作をゼロから学びたいあなたへ
Unity入門の森を見る 初心者歓迎!動画×プロジェクト一式で本格ゲーム制作を学べる
ゲームを「遊ぶ側」から「作る側」へ

あなたのオリジナルゲーム、今年こそ完成させませんか?

RPG・アクション・ホラー…Unityで本格ゲームを作りたい人のための学習サイトです。

Unity入門の森|永久会員チケット

永久会員チケット|Unity入門の森

全講座ラインナップを見てみる

実際に完成するゲームを題材に、
ソースコード・素材・プロジェクト一式をすべて公開。
仕事や学校の合間の1〜2時間でも、
「写経→改造」で自分のゲームまで作りきれる環境です。

パラメータ設計の基本

numeric-simulation-game-001

数値シミュレーションゲームにおいて、パラメータ設計はゲームの面白さと寿命を決定づける最重要要素です。

見た目や演出が同じでも、数値の設計次第で「すぐ飽きるゲーム」にも「何時間も考えてしまうゲーム」にも変わります。

逆に言えば、最初から完璧な演出やUIを用意しなくても、パラメータとその関係性が整理されていれば、ゲームとして成立します。

まずは「どんな数字を扱うゲームなのか」を明確にすることから始めましょう。

なぜパラメータ設計が重要なのか

シミュレーションゲームでは、プレイヤーの操作そのものよりも、操作の結果として数値がどう変化するかが体験の中心になります。

例えば、人口・食料・資金・幸福度といった数値は、単なる情報表示ではありません。

それぞれが「原因」と「結果」を持ち、次の判断に影響を与えます。

この因果関係が整理されていないと、「なぜ失敗したのかわからない」「何を改善すればいいのかわからない」というストレスの原因になります。

だからこそ、実装前にどんなパラメータがあり、どう影響し合うのかを設計することが重要なのです。

基本パラメータの定義

まずは、ゲームの土台となる基本パラメータを定義します。

ここでは「最小限でゲームが成立する構成」を意識しましょう。

以下は、人口管理型の数値シミュレーションゲームを想定した基本例です。

このようにクラスとして定義しておくことで、「どんな数値がゲームを構成しているのか」を一目で把握できます。

また、ScriptableObjectで管理すれば、コードを書き換えずに数値調整が可能になり、バランス調整の試行回数を大幅に増やせます。

パラメータ同士の関係性を整理する

重要なのは、パラメータを「単体」で見るのではなく、どの数値が、どの数値に影響を与えるのかを明確にすることです。

パラメータの関係性の例

  • 人口は、食料消費量を増加させる要因になります(人口 × 消費量)。
  • 食料が不足すると、人口や幸福度が減少します。
  • 資金は、生産量や設備拡張の上限を左右します。
  • 幸福度は、人口増減やイベント結果に影響を与えます。

このように関係性を書き出してみると、「どの数値を操作すると、どんな結果が起きるのか」が見えてきます。

設計段階でこの整理ができていれば、後から計算式を追加・修正する際も、迷わず調整できるようになります。

初心者が意識したいパラメータ設計の考え方

最初から複雑なモデルを作る必要はありません。

むしろ、初心者ほど「少ないパラメータで成立させる」ことが重要です。

おすすめなのは、以下のような考え方です。

  • ゲームオーバー条件につながる数値は何か
  • プレイヤーが直接・間接的に操作できる数値は何か
  • 放置した場合に悪化する数値は何か

これらを意識して設計すると、「考える余地のあるシミュレーションゲーム」になりやすくなります。

まずはシンプルな構成で動かし、面白さの手応えを確認してから拡張することを意識しましょう。

ゲーム制作をゼロから学びたいあなたへ
Unity入門の森を見る 初心者歓迎!動画×プロジェクト一式で本格ゲーム制作を学べる

計算式の設計方法

numeric-simulation-game-002

計算式は、ゲームの面白さを決めます。

設計方法を紹介します。

基本計算式の実装

このコードで、基本計算式が実装できます。

パラメータの関係性を反映した計算式です。

ゲーム開発講師
ゲーム開発講師

計算式は、まずシンプルに実装しましょう。後から調整する方が、バランスが取りやすくなります。

ゲーム制作をゼロから学びたいあなたへ
Unity入門の森を見る 初心者歓迎!動画×プロジェクト一式で本格ゲーム制作を学べる

シミュレーションサイクルの実装

numeric-simulation-game-003

シミュレーションサイクルは、ゲームの進行を管理します。

実装方法を紹介します。

サイクル管理システム

このコードで、シミュレーションサイクルが実装できます。

一定時間ごとに、1日の処理を実行します。

イベントの追加

イベントを追加することで、ゲームに変化が生まれます。

ランダムイベントで、プレイヤーの判断を促します。

ゲーム制作をゼロから学びたいあなたへ
Unity入門の森を見る 初心者歓迎!動画×プロジェクト一式で本格ゲーム制作を学べる

表計算を使った検証方法

numeric-simulation-game-004

表計算ソフトで、計算式を検証できます。

検証方法を紹介します。

Excelでの検証

  • A列:日数(1, 2, 3…)
  • B列:人口(前日の人口 + 増減)
  • C列:食料(前日の食料 + 生産 – 消費)
  • D列:資金(前日の資金 + 生産 – 消費)
  • E列:幸福度(食料比率と資金に基づく計算)

Excelで計算式を入力すれば、長期的なバランスを確認できます。

100日、1000日先の状態を予測できます。

バランス調整のコツ

バランス調整のコツ

  • 目標期間を設定:30日、100日など、目標期間を決める
  • パラメータの範囲を設定:人口100-1000、食料0-10000など
  • 成長率を調整:成長が速すぎる場合は、係数を下げる
  • イベントの頻度を調整:多すぎると不安定、少なすぎると単調

バランス調整は、繰り返しテストが必要です。

表計算で予測してから、実装で検証しましょう。

ゲーム制作をゼロから学びたいあなたへ
Unity入門の森を見る 初心者歓迎!動画×プロジェクト一式で本格ゲーム制作を学べる

実装例:完全な数値シミュレーションゲーム

numeric-simulation-game-005

実際に使える、完全な数値シミュレーションゲームの実装例を紹介します。

このコードで、完全な数値シミュレーションゲームが実装できます。

パラメータ、計算式、サイクル、イベントを統合しています。

ゲーム制作をゼロから学びたいあなたへ
Unity入門の森を見る 初心者歓迎!動画×プロジェクト一式で本格ゲーム制作を学べる

よくある質問(FAQ)

numeric-simulation-game-006

Q: パラメータはいくつ用意すればいいですか?
A: 最初は5〜7個がおすすめです。多すぎると調整が難しくなります。シンプルなモデルから始めましょう。
Q: 計算式はどう設計すればいいですか?
A: まずは線形の計算式から始めましょう。後から非線形の要素を追加することで、面白さが増します。
Q: バランス調整はどうすればいいですか?
A: 表計算ソフトで予測してから、実装で検証しましょう。目標期間を設定し、その期間で適切な成長になるように調整します。
Q: イベントはどのくらいの頻度で発生させればいいですか?
A: 10日に1回程度が標準です。多すぎると不安定になり、少なすぎると単調になります。
Q: 数値シミュレーションゲームの面白さはどこにありますか?
A: パラメータのバランスと、プレイヤーの判断にあります。適切な判断で成長を実感できる設計が重要です。
ゲーム制作をゼロから学びたいあなたへ
Unity入門の森を見る 初心者歓迎!動画×プロジェクト一式で本格ゲーム制作を学べる
ゲームを「遊ぶ側」から「作る側」へ

あなたのオリジナルゲーム、今年こそ完成させませんか?

RPG・アクション・ホラー…Unityで本格ゲームを作りたい人のための学習サイトです。

Unity入門の森|永久会員チケット

永久会員チケット|Unity入門の森

全講座ラインナップを見てみる

実際に完成するゲームを題材に、
ソースコード・素材・プロジェクト一式をすべて公開。
仕事や学校の合間の1〜2時間でも、
「写経→改造」で自分のゲームまで作りきれる環境です。

まとめ

numeric-simulation-game-007

数値シミュレーションゲームは、パラメータ設計が全てです。

シンプルなモデルから始めて、徐々に複雑にしていきましょう。

今日から始める3ステップ

  • ステップ1:基本パラメータを定義する(所要1時間)
  • ステップ2:計算式を実装する(所要2時間)
  • ステップ3:表計算でバランスを検証する(所要1時間)

本格的にUnityを学びたい方は、Unity入門の森で実践的なスキルを身につけましょう。

あなたのペースで、少しずつ進めていけば大丈夫です。

ゲーム制作をゼロから学びたいあなたへ
Unity入門の森を見る 初心者歓迎!動画×プロジェクト一式で本格ゲーム制作を学べる

コメント

タイトルとURLをコピーしました